2013/12/04

用捨なき野生



朝夕の冷え込みは本格的な冬の到来を感じさせます。
今日の釣りはきびしい釣果になる事は覚悟の上での出船です。

湖上に浮くボートの数もハイシーズンに比べたら随分と少なく、
静かな湖面を妹尾氏とたわいのない話をしながらのんびりと釣り流します。
とは言え、キャストをする手は決して緩めません。
高水温時で魚がアクティブな時は良いのですが、水温低下が進むこの時期は
ほとんどの魚は活性が低くなってしまいます。その為、この時期は広範囲を
手広く探らないといけないからです。言い換えれば、低水温にも食性が落ち
ない大型狙いにはもってこいの季節とも言えるのです。

そして開始早々に僕の竿に力強い魚からの生命感が!
渾身の力を込めてあわせると『パチンッ』。。ラインが切れてしまいました。
『逃した魚は大きい』とはよく言ったものです。
魚体を確認出来なかったが故に妄想が広がり悔しさが募ります。
『今度こそは!』と、また一歩釣りにハマっていくのです。

開始して5時間。。あの手この手と思いつく手段を二人で手分けして探るも
釣り上げたのは妹尾氏が釣った小型一尾のみ。僕は。。あれから全く音沙汰無し。
集中力が切れたタイミングで一度上陸して食事をとる事に。

勿論、冷えた体にはカップ麺です。
妹尾氏はどん兵衛の鴨ネギそば。ちなみに昼は丸亀うどん。。職業拉麺屋(笑
僕はカップヌードルのノーマル味。


      この時期は何度食べても大満足!。。。って顔してるでしょ〜!

身も心もあったまった所で再度出撃!
だけど、その後も魚からの応答は無く、無情にも時は流れタイムアウト。。

こんだけ頑張ったら最後にドラマが起こるのでは〜。。
なんて期待もしてしまうけど、そんな人間の勝手な思いは自然界には通用しない事を、
これだけ長く釣りをしていると知っているつもりやねんけど。。。
と、釣果だけを考えると辛かったりもするのですが、用捨なき野生の中で遊ぶ事
から得る事は実に多いのです。
怖い思いもしょっちゅうするし、人間の小ささや愚かさに気付かされる。
だけど、時には決して人間が作りだせないスケールの景色に出会えたり、
日々、PCや携帯慣れして失われつつあるであろう五感を研ぎすませたり、
何より自分が自然界の一部である事を再確認させてもらえる。


これってすごく大切な事だと思うのです。


『今日も一日御安全に!』
ってのが僕達の釣りはじめの合い言葉。

『用捨なき野生』にビビりすぎる事は良い事。
それが自然を相手に、いつまでも楽しく遊ぶ秘訣だと思っているから。




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