内容はスタンダードジャズ中心に、わりと古めの曲をチョイス。
ガラス越しに神戸タワーがキラビヤカに見えるナイスシチュエーションと、これからイイコトしようとしているカップルを前に朗々とサックスを吹いていたら、誰かの視線を感じ、周りを見渡すと、ガラス越しにベッタリと張り付いた17才ぐらいの女の子がこちらを見ているではありませんか(・∀・)
演奏が1セット、2セット終わっても、彼女はまだ張り付いており、見かねたバーのマスターが僕に『お知り合いですか?』と訪ねてきて、僕は正直に『いや、知りません』と答えた。直後、マスターは丁重に断りを入れ、彼女は去っていった。
マスターに聞くと、彼女はサックスをやっているらしく、ただ聴きたかったとの事。
何か悪い事したなぁ…って思った。僕が飲み物の一杯でも出してあげれば、彼女は中で心行くまで聴けただろうに…
僕にも似た経験があった分尚更、機転がきかなかった自分を悔いた。
あと数日で三十代ともお別れ。そんな機転がきく、オヤジになりたいものだわさ。
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