NMGでの録音は毎回とても楽しいのです。
オーナーの朝倉さんは、とてもユニークな方で、ふらりと現れては場を和ませてくれます。
朝倉さんはパズルが好きでスタジオには沢山のパズルが置いてあり、待ち時間が多いスタジオワークだけど、退屈せずに済むから助かってます。
ちなみに朝倉さんはサックスプレイヤーであり、いつも暖かいアドバイスをくれます。
人柄上、冗談っぽく言うけど、内容はかなり的確で、メンタル的に自分のスタイルに対し前向きな気持ちにさせてもらえ…ナィーブになりがちな録音時は嬉しくて泣けてきたり(>_<。)
感謝です。
チーフエンジニアの三輪さんとは、英五さんのコンサートの時からのお付き合いで、僕のサックスの良い所も悪い所もスゴく理解して頂いているから、安心してプレーに集中出来て。。これまた感謝です。
『saxophone high.』のmixもこのスタジオでして頂き、素晴らしい音に仕上げて頂きました。
同アルバムの内ジャケットの挿し絵を描いてくれたのが、何を隠そう、三輪さんのアシスタントをしてる飛鳥ちゃん。
mixの作業上、何十回も『saxophone high.』の収録曲を聴きます。
聴いている内に飛鳥ちゃんの中にイメージが湧いてきたらしく、作業の合間をぬって絵を描いていたのを発見。
面白い絵やな〜と思い、ちゃんと絵を拝見してみると…びっくり(゜o゜;)
アルバム内の『水の中の人』をモチーフにした絵があり、隅に『GO TO HEAVEN』、そしてタイトルが『あさひ川』。。唖然…
…理由は
『水の中の人』を作った経緯が、僕が真冬の川で船釣りをしていて、その船が転覆し、ホンマ死ぬ寸前で助かったと言う経験を元に書いた曲で、しかも、その川の名前が『あさひ川』…飛鳥ちゃんはその事は知らないし、インストやから歌詞もないのに、、
勿論、絵自体がよかったと言うのがありきの話だけど、何か不思議な縁を感じ、絵を採用させてもらったのです。
そんな方々との録音作業は楽しいに決まってるでょ?
今回も、いい作品になったのは、言わずもがなですな(^-^)v