2010/02/26

NO MORE GROOVE

昨日から翔馬の録音で奈良のNMGスタジオにお邪魔してます。

NMGでの録音は毎回とても楽しいのです。


オーナーの朝倉さんは、とてもユニークな方で、ふらりと現れては場を和ませてくれます。
朝倉さんはパズルが好きでスタジオには沢山のパズルが置いてあり、待ち時間が多いスタジオワークだけど、退屈せずに済むから助かってます。
ちなみに朝倉さんはサックスプレイヤーであり、いつも暖かいアドバイスをくれます。
人柄上、冗談っぽく言うけど、内容はかなり的確で、メンタル的に自分のスタイルに対し前向きな気持ちにさせてもらえ…ナィーブになりがちな録音時は嬉しくて泣けてきたり(>_<。)
感謝です。

チーフエンジニアの三輪さんとは、英五さんのコンサートの時からのお付き合いで、僕のサックスの良い所も悪い所もスゴく理解して頂いているから、安心してプレーに集中出来て。。これまた感謝です。


『saxophone high.』のmixもこのスタジオでして頂き、素晴らしい音に仕上げて頂きました。
同アルバムの内ジャケットの挿し絵を描いてくれたのが、何を隠そう、三輪さんのアシスタントをしてる飛鳥ちゃん。

mixの作業上、何十回も『saxophone high.』の収録曲を聴きます。
聴いている内に飛鳥ちゃんの中にイメージが湧いてきたらしく、作業の合間をぬって絵を描いていたのを発見。
面白い絵やな〜と思い、ちゃんと絵を拝見してみると…びっくり(゜o゜;)

アルバム内の『水の中の人』をモチーフにした絵があり、隅に『GO TO HEAVEN』、そしてタイトルが『あさひ川』。。唖然…


…理由は


『水の中の人』を作った経緯が、僕が真冬の川で船釣りをしていて、その船が転覆し、ホンマ死ぬ寸前で助かったと言う経験を元に書いた曲で、しかも、その川の名前が『あさひ川』…飛鳥ちゃんはその事は知らないし、インストやから歌詞もないのに、、

勿論、絵自体がよかったと言うのがありきの話だけど、何か不思議な縁を感じ、絵を採用させてもらったのです。


そんな方々との録音作業は楽しいに決まってるでょ?


今回も、いい作品になったのは、言わずもがなですな(^-^)v

2010/02/21

走る男Ⅱ

今日は森脇健児さんのテレビ番組『走る男Ⅱ』のラストランイベントに参加させて頂きました。
場所は京都の山城総合公園で行われ、約1300人の方が森脇さんとジョギングをし、番組で走破しきれなかった13000キロを完走すると言うイベント。

この模様は最終回にオンエアされるみたいで、ライブ映像時に翔馬の横でチラリと映ってるかもです(^-^)v

天気も最高で、すこぶる気分もいい!
少しだけでも走ってこようかな〜(≧∀≦)

2010/02/20

北野坂

今日は神戸の北野でブライダルの仕事。
先程リハーサルを終えて、空き時間が出来たからお茶しに。

僕の親父は大の神戸好きで、ちっちゃい時からよく来てた街。

その当時の僕には、この街の良さは分かる訳もなく、坂道が多い街としか認識されてなかった様に思う。


阪神大震災が起こってから15年。一時は壊滅状態にあった街も今はすっかり復興した様に見える。

この15年の間に神戸が大好きだった親父は復興した街並みを見る事なく他界し、僕は結婚をし、子供を授かり、親父が好きだった北野でサックスを吹いている。
そして紅茶をすする…


間違いなく幸せなんやろなぁ…

人間って『忘れる』という必殺技を持っているけど、あの時に感じた辛い状況や、モノを大切にする気持ちを決して忘れてはいけないなと思う。


親父に手を引かれ歩いた北野坂の思い出もね(^-^)

2010/02/16

寝つき

そもそも寝つきが良い方ではない僕なのですが、小樽から帰宅した日はさすがに即寝、その後も爆睡したおした‥途中でちょっと起きたりしたけど、14時間は寝たかな〜(・∀・)

年を重ねる程に睡眠時間が短くなり、仮に眠れる時間があったとしても連続して睡眠出来きなくなっていたから、何か嬉しかったり。

小樽の余韻に浸っていたいけど、来週にレコーディングを控えているから、気持ちを入れ替え、頑張ろと思う!

さて、今晩の寝つきはいかに?


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2010/02/15

小樽回想録

小樽を訪れるのは2度目。
1度目は初夏、そして今回の冬。
印象としては、いい意味でとてもコンパクトな街だなと。

小高い丘の上に駅があり、その裏には山があり、真っ直ぐ下れば有名な小樽運河があり、海に繋がる。

メインストリートは北国によく見られる風景なんだけど、一本細い路地を曲がれば、市場や飲み屋、かわいい雑貨屋さんにガラス細工のお店(お勧めは『大正硝子館』)がこじんまりと点在し、迷い込むのも悪くない。

とかく雪化粧した小樽の街並みは、雰囲気たっぷりで、レトロ感漂う懐かしい世界。
まるで映画のセットかと錯覚する事もしばしば。

感動しっぱなしの今回の小樽の旅。
この感覚が、次訪れた時にも感じられるかは、分からないけど、そんな自分の感受性たるモノは大切にしたいと思う。

2010/02/14

さらば〜小樽よ〜♪

寝坊せず、電車に乗り込み一安心。
新千歳空港まで約70分の電車旅。北海道の雪景色を堪能したいと思います。

アリガトー小樽〜(^-^)/~~

3日目

気がつけば最終日、気候を含め、色んな事に順応してきたところやのに…終わりやねんな(>_<。)

初日、氷点下の中、アイスクリームを食べながら歩いている人を見て、『信じられん…』と共に話をしていた林さんと、先ほど打ち上げを終えホテルに帰る道中、コンビニに寄り、普通にアイスクリームを買い、頬張りながら歩いているお互いを見て大爆笑!!ヾ(^▽^)ノ
しかも、明らかに初日より薄着になり、手袋もせずに(笑)

人間の順応力を体感した1コマでした。

好奇心が決して少なくはないであろう僕なのですが、今回の小樽では沢山の不思議があり、それを時には、関係者に、時にはタクシーの運転手に、時には地元の方に質問し解決出来ました。
その1つを紹介すると、まずは街頭にある自動販売機のアイスとホットの割合が7:3なんですよ!?
アイスが7でホットが3!
場所によっちゃ〜10:0でアイス…(・・?
平均気温が氷点下なのに何故とは思いませんか?

その訳は、寒冷地に住んでいる方のお家の暖房施設の充実さに理由があるとの事。
お家やお店は勿論、室内と呼べる場所は本当に暖かいのです。移動も、ほぼ車みたいで、野外に出る時間が限りなく少ないから、基本的に厚着をする必要性が無い!って事なんですよね。
それを知らない、僕はこれでもか〜と言うぐらい着込んでしまい、室内に入ると汗をかき、外に出て、尚更寒くなる…

家では半袖の方もいるみたいですよ(^^;)

結果的にアイスが売れるそうです。
納得しましたか〜?

そんな驚きと言うか、発見し感心する事が沢山あった、今回の小樽。明日の朝の便で関西に帰るんだけど、しばし小樽ネタが続くと思いますが、お付き合いをヽ(^^)

冬の小樽は最高ですよ!
大好きになりました。
皆さんも是非とも行ってみて下さい。

そして、来年の『雪あかりの路』でお会い出来たら声をかけて下さいね!

あっそうそう!
翔馬のツアーで四国の香川県でライブした時に、お話しをした方が、たまたま小樽に来られてたみたいで、このブログを見て、小樽のライブ会場にわざわざ来て頂き、おまけにバレンタインイブイブクッキーまで頂きました。

この場をかり、お礼を言わせて頂きます。
ありがとうございました〜
何かすごく嬉しかったし、励みになりました(>_<。)!!
サックスが凍結して、まともに1曲もお聞かせする事も出来ず、スミマセンでしたm(_ _)m
次の機会があれば、サービスしまっせ!


だから、旅はやめられないんだなぁ〜
チャンチャン!。

2010/02/13

2日目

タクシーの運転手が『今日は昨日よりシバレルの〜』と言っていたけど、それを実感するのに時間はかからなかった。

ケースから楽器を取り出し、数分後には凍結。
さすがに焦ったけど、結果的には、早々に対応策を練る事ができ、前日と同じ失敗を重ねる事は回避できた。

普段なら有り得ない状況下での演奏やねんけど、そんな状況下やからこそ、求められ事や試される事、そして得られるモノがあるように思う。

うまくは言えないけど、そこで得られる事は今後の活動に大きな影響を与えると確信を得てる。

無駄な事など無い!とでもいいますか。


なんせ、この機会を与えてくれた、レーベルの林さんとピアニストの平間さん、そして『雪あかりの路』を支えている小樽の方々に感謝な気持ちが深々と降り積もっています。

って、まだ明日があるやん〜
まとめに入るのは早いっつーの(^^;)

明日が最終日。
やったるで〜(≧∀≦)

2010/02/12

体はいけるが…

小樽へ来て2日目。
氷点下にも体が順応してきたのか、この寒さが心地よく感じる事もしばしば。

初の氷点下の中での野外ライブ。
心配していた体の冷えは着込んだ甲斐あって、へっちゃらだったけど、サックスは凍ってしまった〜(゜o゜;)

想定はしてたから、そうはさせぬと、絶えず息を楽器に吹き込んでいたけど…
その時は突然やってきた…しかも本番中、曲紹介をして、さぁ〜吹くぞ!と思った矢先に(苦笑)

お客さんに泣く泣く『ゴメンなさい』と告げ、ステージを去りながらも、諦めきれずサックスに息を入れていると…『プゥ〜』(≧∀≦)
何とか吹ききり終了!

サックスは僕と違い、本当に繊細な子で、ほんの些細な事でも、ヘソを曲げる(T_T)

今日も寒いけど、一緒に頑張っていこーで〜(^o^)

2010/02/11

小樽到着

♪想えば〜遠〜くに〜
来たもんだ〜♪

飛行機は多少揺れたけど、儀式の甲斐あって?無事に新千歳空港に到着した。

CAの方に『外は何度ですか?』と尋ねたら、『−5度ですよ』と笑顔で教えてくれた。
途端に、ぬくぬくとした機内から、早く脱出し、『その寒さ』を体感したい思いにかられ、自ずと早足に。

荷物を受け取り、いざ外へ!


『ん?…こんなもんなんか?』
と思ったのは、最初の3分間で、煙草の火がフィルターに近づきかけた頃には、寒さで指先がヒリヒリしてきた。

寒さ対策に余念があっては仕事に成らず!と思い、万全であろうあったかアイテムから、ネックウォーマーと手袋とインナーダウンを着込み、若干ニンマリしてみる。

がしかし、空港から小樽まで電車で行くのを忘れてて、車内で汗だくになるハメに(・∀・)
地元の人から見ると、『地方から来たの丸出しルック』に違いないんやろうな(笑)
※北海道の人は薄着です。


小樽まで1時間ちょいかかったけど、車窓に広がる銀世界に目を奪われてたら、あっと言う間に到着してた。

外に出て、吐く息が真っ白なのを見て、北海道に来たな〜と実感するも、次は鉄キチ魂が騒ぎ出し、雪にまみれる電車の写真をパチリパチリと撮りまくる始末(-_☆)
※同行している、林さんと平間さんは呆れているのは言わずもがなである。


おーっと、今日はここまで〜
もう4時やんけ〜!

明日があるので、続きは又にします〜ヽ(^^)

2010/02/10

神戸空港にて

明日からのライブの為、今晩から北海道へ前入り。

今はライブを楽しみにしてる気持ちが大半を占めているんだけど、何を隠そうこの私、飛行機がちょい苦手だったりする。

空港の雰囲気や、飛行機自体(乗り物全般)は大好きやねんけど、搭乗するとなれば、ちょいと話が変わる(・∀・)

飛行機に乗るのは久しぶり。
外国へ放浪の旅をしていた頃は、よく乗っていたし、いざ飛びだったら、もうどうにでもなれと、開き直るねんけど…

やはり、搭乗前はちょい不安な気持ちになり、iPodから流れるトムウェイツの曲をBGMに今まで事を回想してみたりする…

で、途中でフッと我に戻り、『ナニ黄昏とんねん〜』と自分に突っ込みをいれてみたり(--;)
今は黄昏るのに飽きて、目の前にある『国内航空障害保険』保険料1000円/最大保証4000万円と、にらめっこ中(笑)


それもこれも、レーベルの社長の林さんが待ち合わせ時間を間違えなければ、こんな時間を過ごす事もなかったんやけど、これも旅の醍醐味。

ささいな事やけど、気持ちを盛り上げてくれる。

後は、搭乗直前に機体にタッチして『たのんまっせ』とお願いするだけ〜(-_☆)
※ちょっとした儀式なのです。

無事に着いたら、またアップします〜
ほな、行ってきまーす!

2010/02/05

雪あかりの路

立春と言うのに寒いですな〜

な〜んてこの程度の寒さでは、そんな事は言ってられない。

と言うのも、来週から4日間、北海道の小樽にライブをしに行くからである。しかも野外で…(≧∀≦)

『雪あかりの路』と言うイベントやねんけど、ネットで写真を見たら、小樽運河に無数のローソクが浮かび、

雪で創ったモニュメントがライトアップされ、それはそれは、もの凄くキレイでロマンティック〜(゜-゜)

札幌の雪祭りが『動』だとすれば、小樽の雪あかりの路は『静』って感じで、黄昏るには最高な雰囲気。

そんな素敵な場所で演奏する曲を今日は録音してきました。


タイトルも『雪あかりの路』♪

ピアニストの平間さと子さんの作品にサックスをフューチャリングして頂きました。
出来はいいですょ〜ヽ(^^)

その後、何度も参加している平間さんから、極寒の中でのライブの心得を教えてもらいました。
…それなりの準備をしないと、かなりヤバそうな感じ。さっき小樽の気温を見ると『−10°』とあるし…(゜o゜;)

どんなライブになるやら、詳細は、このブログでアップしようと思うのでお楽しみに〜!